2022年4月に大きな話題になった吉野家の当時常務取締役による女性の人権を無視した不適切発言に続き、今回は採用担当者が外国籍との判断を理由に大学生の参加を断ったことに対して問題になっています。
説明会への参加を拒否された大学生とみられるSNSの投稿によると、国籍は日本だったとのことです。
さて、今回この記事では・・・
- 吉野家の採用担当者は誰だったのか?
- 吉野家が掲げる外国人の採用基準
についてまとめました。
吉野家の採用担当者は誰?

牛丼チェーン吉野家の採用説明会に予約をしていた大学生が外国籍であると勝手に判断されてしまい、参加を拒否されたことが明らかになりました。
採用説明会の参加ができなかった大学生とみられるSNSの投稿では、ハーフではあるが日本生まれの日本育ちで国籍は日本とのことです。

Twitterに投稿された最後の文では「倒産しろまじで」と書かれていますが、確かに説明会の参加を拒否された大学生の立場になってみると、勝手に外国籍だと判断されて許せない気持ちになるのは分かるように思います。
参加を断るメールを送った採用担当者が誰だったのかについては、現時点で名前などの情報は明らかになっていません。
そこで、採用を担当する吉野家の人事部についてリサーチしてみたところ、過去に人事の採用課長がインタビューに答える記事が見つかりました。
記事の中身を見てみると、採用課長の名前や顔画像が載っていました。
ただ、このインタビュー記事が2018年1月と3年前の情報になるので、もしかしたら採用課長が変わっている可能性があるのと、メールを送ったのは部下の採用担当者だと考えられるので、ここでは名前と顔画像は伏せたいと思います。
もしも、採用担当者に関する詳しい情報が入りましたら、こちらで追記していきます。
吉野家の外国人の採用は慎重で基準は厳しい

今回の件について、「就労ビザの取得が大変難しく、内定となった場合も入社できない可能性がある」という理由から、採用担当者は大学や移住地などの情報から外国籍だと判断し、大学生にメールで説明会のお断りメールを送っていました。
しかし、吉野家では以前から外国籍社員の登用を積極的に行っていたのです。

吉野家では、2015年から積極的な外国籍社員の登用を開始し、女性や外国人留学生などでも多くの人が活躍できる環境を作っていました。
具体的には、女性や外国人留学生など、多様な人が活躍できる環境を作っていくことです。ただ、外国人に関してはビザの問題もあるので、慎重に進めています。
引用元:OSHIGOTO.COM
外国籍の場合だと、就労ビザの取得による問題もあることから慎重に進めていたようですね。
また、外国人留学生の採用基準については、特に語学力は大切に考えているとのことです。
語学力は大切だと考えています。お客様と十分な会話ができるかは重要な要素です。そのため、現在は、留学生の母国を含めた大学を卒業した、JLPTのN1以上の方がメインになっています。採用では、面接を重要視しています。
引用元:OSHIGOTO.COM
上記を見ると、外国籍社員の採用については厳密に行われている印象を受けます。
もし、このように徹底していたのであれば、採用担当者による勝手な外国籍だという判断を防げたのではないかと残念に思います。
吉野家の信頼にも関わることだと思うので、今後の信頼回復にどう努めるのか注目が集まりそうです。
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