2022年4月23日に北海道の知床半島の沖合で観光船のKAZU1(カズワン)が浸水してしまい、乗客と乗員を合わせて26人が行方不明になった事故。
数名の方が救助されましたが、現在も捜索が続いている状態です。
事故を起こした観光船のKAZU1ですが、実は2021年にも座礁事故を起こしていました。
また、今回の事故でも北海道開発局によれば、当日の波の高さは一時3mくらいまで上昇しており、気象台では強風と波浪注意報まで出ていたようです。
こうなるとやはり…観光船を運営する会社が気になるところだと思います。
そこで、今回この記事では・・・
- 知床遊覧船の社長はどんな人物?
- 観光船のKAZU1(カズワン)が40年以上前のほうらい汽船なのは本当なのか?
についてまとめました。
知床遊覧船・社長の名前と顔画像
まず、観光船のKAZU1(カズワン)を保有する会社名は「(有)知床遊覧船」です。

知床遊覧船の公式ホームページを見てみると、安全への取り組みは徹底していたようですね。

- 知床小型船協議会加入
- 船客障害賠償責任保険加入
- 知床小型船協議会合同安全訓練毎年実施
安全への意識は高かったと思える知床遊覧船。
この会社の社長は誰なのか気になるところだと思いますが、公式ホームページを見ても社長の名前や顔画像の記載は見当たりませんでした。
しかし、知床遊覧船は2020年にクラウドファンディングを実施しており、そこには船長の顔画像と名前が記載されていました。

ただ、知床遊覧船の船長が会社の社長がどうか定かではありませんので、ここでは顔画像と名前は伏せたいと思います。
おそらく上記に写っている船長だと思うのですが、2021年6月11日に浅瀬で座礁事故を起こしていました。
第1管区海上保安本部によりますと、「KAZU 1」は去年6月11日、斜里町のウトロ漁港を出港した直後に浅瀬に乗り上げる事故を起こしていました。
引用元:NHK
この事故により、当時42歳の船長は業務上過失往来危険の疑いで書類送検されたとのことです。
社長については、また詳しい情報は入り次第、こちらでお伝えしていきます。
【追記】
日刊ゲンダイが知床遊覧船の社長の名前を公表しました。
カズワンの運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長は、27日午後1時半に乗客の家族への説明を行い、同3時半に記者会見すると国土交通省などに伝えた。
引用元:河北新報
また、桂田精一社長の顔画像に関する情報も出ています↓
桂田精一社長の父親について詳しい記事はこちら↓

観光船KAZU1(カズワン)は40年以上前のほうらい汽船

知床遊覧船が保有するKAZU1(カズワン)という観光船は、40年以上前に瀬戸内海仕様の船として建造された元ほうらい汽船の「ひかり8号」ではないかという情報があります。
知床遊覧船の事故について運航していた船が元ほうらい汽船の「ひかり8号」に見えて仕方ない…
だとしたら40年以上前に建造された瀬戸内海仕様の船が、未だにオホーツク海の荒波に耐えていた事になる…
引用元:Twitter
昔、広島の三原港と生口島の瀬戸田港を結んでいた、ほうらい汽船の「ひかり8号」が、知床のそれだそうな… 去年も座礁して修理していたみたいだし、無理があったのかな… 海水温3℃程度とは…無事を祈る…
引用元:Twitter
実際のところ、観光船のKAZU1が元ほうらい汽船だというのは定かではありませんが、知床に住んでいたことのある方からはこんな声がありました。
知床に住んだことがあるから、運営会社のことは良く知ってる。結構前からボロい船だったからもうこの船はダメだと、ちらほら聞いたことがある。結局利益を追求して、安全管理を怠り設備投資をケチってボロい船で運航し続けた結果、最悪の事態を招いたんだろうね。お金より優先すべきは人の命です。
引用元:Twitter
知床遊覧船の観光船が古かったことが確かであれば、40年以上前の元ほうらい汽船である可能性も考えられますよね。
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