衝撃的なニュースが入ってきました…。
2022年4月23日の午後1時13分ごろ、北海道斜里町の知床半島西部沖を航行中の観光船「KAZUI(カズワン)」が浸水したという報道。
浸水した観光船から無線で「船首が浸水していてエンジンが使えない」と連絡があったとのことですが、海上保安庁の航空機と巡視船が現場に到着した現在も見つかっていない状態で、子供2人を含む26人の安否が心配されています。
一体なぜ、観光船は浸水しまったのでしょうか?
今回は、北海道の知床半島のオホーツク海側で起きてしまった、観光船の沈没事故の原因についてまとめてみました。
【追記】
4月25日の午前7時30分現在、これまでに子供1人を含む11人が救助されたという情報が入りました。
残り15人の乗客が無事に救助されることを祈っております。
北海道知床半島の観光船が浸水した原因
北海道斜里町の知床半島西部沖を航行中に起きてしまった観光船の浸水。
浸水した観光船からの通報があってから11時間以上が経過した現在も、沈没した観光船は見つかっておらず、26人の安否は不明ということで、心配が続いている状態です。。
そして、気になる浸水の原因についてですが・・・
知床半島周辺で遊覧船を運航する会社の男性は「事故の情報は入ってきておらず、報道を見守るしかない。
引用元:朝日新聞
知床半島周辺で遊覧船を運航する方たちも事故の情報は入っていないようで、現時点では浸水の原因は不明です。
観光船の沈没事故にロシアとの関係はある?
現在、北海道の知床半島のオホーツク海側で起きた観光船の浸水に関する原因については明らかになっていませんが、ネット上では今回の沈没にロシアによる攻撃の可能性があるとの心配の声が相次いでいます。
たしかに、ロシアがウクライナに侵略したことが実際に起きているので、そのように思ってしまう気持ちも分かります。
しかし、観光船が浸水して沈没した海域での危険性はないと見られているため、ロシアとの関係性は低いと考えられます。
現場海域とみられる「カシュニの滝」周辺は、遊覧船が通る定番のコースで、特に危険な場所という認識はないとする。
引用元:朝日新聞
過去には、2005年の6月に知床半島近海で、別の会社の観光クルーザーが岩に乗り上げたことで、26人が重軽傷を負う事故があったようですね。
知床半島近海では2005年6月、別の会社の観光クルーザーが岩に乗り上げ、26人が重軽傷を負う事故があった。
引用元:朝日新聞
また、今回の事故について、一般社団法人「水難学会」の斎藤秀俊さんは、限られた情報の中で以下の見解を述べられていました。
・「船首が沈む」という通報内容から、何らかのものが当たって浸水したと考えられる。
・一般的には、岩とか、木材とか、動物とか。
引用元:HBC北海道放送
このような意見があることから、岩などに衝突したことで原因で観光船が損傷し、そこから浸水した可能性は高そうです。
いずれにせよ、この時期の海水面はまだ低いということなので、今は乗員・乗客26人の命が無事であることを祈りたいです。
注目の記事はこちら↓





